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睡眠障害について

検査のご紹介

睡眠障害の検査には色々な方法があります。

当クリニックで行われている代表的なものをご紹介いたします。
検査名をクリックするとページ内の検査方法リンクに飛びます。



1-1. 睡眠ポリグラフ検査(Polysomnography:PSG)

睡眠ポリグラフ検査(Polysomnography:PSG)

目的: 夜間睡眠の状態を調べることで、夜間睡眠の異常や、日中の眠気の原因を調べます。

所要時間: 1泊検査

注意事項: お体に複数のセンサー類を装着した状態で一晩お休みいただきます。医師の指示により、装着するセンサーを追加する場合があります。19時からセンサー装着を始め、消灯は22時です。消灯後は雑誌・本を読んだり、携帯電話・ラジオなどの電気製品を使用することはできません。病室はすべて個室ですが、完全な防音設備ではありません。病室にはモニターカメラが設置されており、消灯後~起床時まで夜間モニターをさせていただきます。センサー装着後、翌朝までは病室の扉は施錠いたしません。金庫はありませんので、不必要な金品はお持ちにならぬようお願いいたします。検査夜の飲酒はお控えください。翌朝病室を7:30までにご退室いただきます。常用されているお薬は必ずお持ちください。センサー装着には男性スタッフが対応させて頂く場合があります。


1-2. CPAP圧設定検査

CPAP圧設定検査

目的:PSG検査にて睡眠時無呼吸症候群と診断された方のうち、医師が必要と判断した場合にCPAPという治療器をお使いいただきます。CPAPは空気圧を用いて治療しますが、必要な圧力(治療圧)は患者さまによって大きく異なります。CPAP圧設定検査ではこの治療圧を調べる検査です。

所要時間:1泊検査

注意事項:PSG検査とほぼ同様のセンサー類を装着します。鼻にCPAP用のマスクを装着し、空気圧をかけた状態でお休みいただきます。検査中はなるべく鼻のみで呼吸をしていただきますので、鼻詰まりがある際は検査技師にご相談ください。夜間、検査技師がモニターしながら空気圧を調整しますので、途中目が覚めたときに、空気圧が開始時よりも強くなっている可能性があります。中途覚醒時は圧を下げますが、高い空気圧で再入眠できるか確認をするために、しばらく圧を維持する場合もあります。


2. MSLT(Multiple Sleep Latency Test:睡眠潜時反復検査)

MSLT(Multiple Sleep Latency Test:睡眠潜時反復検査)

目的:昼間の眠気を客観的に評価することで、過眠症の診断と重症度判定に用います。

注意事項:通常、終夜睡眠ポリグラフ検査の後に続けて、翌日の日中に行います。2時間ごとに、4回から5回、暗いお部屋のベッドで横になって、お昼寝をしていただきます。 健康保険の適応がございますが、すでに治療中の場合適応とならないこともございます。 詳しいことはお問い合わせ下さい。



3. MWT(Maintenance of Wakefulness Test:覚醒維持検査)

MWT(Maintenance of Wakefulness Test:覚醒維持検査)

目的:眠気を誘う状況下において、我慢して起きていられる能力を判定する検査です。 危険業務や運転の適性を判定する材料になります。

注意事項:2時間ごとに4回、薄暗いお部屋の中で座イスに座り、眼を開けたまままっすぐ前を見て安静に過ごして頂きます。1回の検査所要時間は40分です。薬物治療効果の判定にも役立つ検査です。現在、健康保険適応はございません。詳しいことはお問い合わせ下さい。



4. SIT(Suggested Immobilization Test:下肢不動化[示唆]検査)

SIT(Suggested Immobilization Test:下肢不動化[示唆]検査)

目的: 夜間の下肢(四肢)不快感の強さを調べ、むずむず脚症候群の診断の際の参考にします。

所要時間:PSG検査夜の21時から22時までの1時間。

注意事項:ベッド上の座イスに足をまっすぐ伸ばした状態で、1時間お過ごしいただきます。1時間の間、下肢の不快感が出現しても、動かしたり、手でさすったりしないでください。10分ごとに下肢の不快感の強さを記録紙に記入いただきます。



5. 末梢神経伝導速度検査・H反射検査

末梢神経伝導速度検査・H反射検査

目的:電気刺激が神経を伝わる速度を測定することで、末梢神経の機能を調べます。

所要時間:60分~120分

注意事項:末梢神経伝導速度検査は、足(または手)の末梢神経に電気刺激をし、その刺激が神経を伝わる速度(伝導速度)を測定することで、末梢神経に異常が生じていないかを調べます。H反射検査も同様に足に電気刺激をしますが、神経を伝わった電気刺激が、脊髄に到達した際の反応を見ることで、神経に異常が生じていないかを調べます。



6. 肺機能検査

肺機能検査

目的:肺の容積(肺活量)や、空気を出し入れする機能(換気機能)を調べます。

所要時間:10分程度

注意事項:鼻にクリップをし、装置に接続した紙製の筒をくわえながら、大きく息を吸ったり吐いたりする検査です。患者さんの頑張りで検査結果が大きく変わりますので、検査技師の指示に従って、できる限り頑張って頂きます。


7. 鼻腔通気度検査

鼻腔通気度検査

目的:睡眠時無呼吸症候群の治療法選択を検討するため、左右の鼻腔の空気の通り具合を調べます。

所要時間:5分程度

注意事項:片方の鼻腔を塞ぎながら、鼻呼吸をして頂きます。鼻詰まりがひどく、鼻呼吸を行えないときは、検査技師にご相談ください。



8. 脳波検査

脳波検査 脳波検査

目的:頭皮に電極を乗せ、脳波を調べることで、てんかんなどの疾患との鑑別をします。

所要時間:60分程度



9-1. アクチグラフ検査(睡眠・覚醒パターンの測定)

アクチグラフ検査(睡眠・覚醒パターンの測定)

目的:睡眠と覚醒の日内分布を客観的に評価するために、活動量を測定する検査です。

検査期間:1〜2週間

注意事項:腕時計式の装置を、利き腕とは反対側の手首に装着して、活動量を測定します。機器は水に弱いので、水を使う際(炊事、入浴など)には、外していただきますが、それ以外は、睡眠中も含め常に装置を装着して生活していただきます。現在、保険適応はございませんが、不眠症や概日リズム睡眠障害の程度を把握する上ではきわめて重要な検査です。詳しいことはお問い合わせください。



9-2. アクチグラフ検査(周期性四肢運動の測定)

アクチグラフ検査(周期性四肢運動の測定)

目的:睡眠中に生じる周期的な下肢(または上肢)の運動(ぴくつき)を測定します。 検査期間:ご自宅で3〜5晩の測定(夜間のみ) 

検査期間:ご自宅で3〜5晩の測定(夜間のみ) 

注意事項:夜、お休みになる前に、左右の足首(または手首)に小型の装置を装着して、睡眠をとっていただき、翌朝、起床後に機器を外していただきます。足や腕のぴくつきは、日によって回数が変動いたしますので、ご自宅で複数夜の連続測定を行っていただきます。現在、保険適応はございませんが、周期性四肢運動の日差、治療効果や経過を把握する上で重要な検査です。詳しいことはお問い合わせください。