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睡眠障害について


ナルコレプシー

日中の眠気が強く、断続的に居眠りを繰り返します。また、眠気だけでなく、夢をよくみることと、夜間の眠りが浅いこともこの病気の特徴です。寝入り際に夢をよくみる、金縛りにあう、情動脱力発作(笑ったり、怒ったり、びっくりしたときに体の力が抜ける)が生じる、などの症状もみられます。 薬物服用と生活調整によって、日常生活の障害がなくなるレベルまで治療可能です。

ナルコプレシーの発症年齢は10代から20代前半に集中しています。慢性疾患なので、気長に治療に取り組むことが必要です。

《ナルコプレシーの特徴的な症状》
【主症状】…日中の過度の眠気、情動脱力発作
【副症状】…入眠時幻覚、睡眠麻痺(強い不安にかられ、逃げ出そうとしても動けない、声を出そうとしても声が出ない金縛り状態)
【その他】…夜間熟眠障害、中途覚醒、自動症(半分眠っているような状態で、ふだん行っていることを無意識に行うこと。行動範囲は覚えていない。)


ササッとわかる「睡眠障害解消法」参照
著 作: 井上 雄一
発行所: 株式会社講談社