1. ホーム
  2. 睡眠障害とは
  3. 病名一覧
  4. 概日リズム睡眠障害

睡眠障害について


概日リズム睡眠障害

概日リズム睡眠障害

睡眠-覚醒の時間帯が、社会生活(学校や会社等)を送る上で望ましい時間帯からずれてしまうもの。極端に夜寝る時間が遅く、 朝寝坊になる睡眠・覚醒相後退障害が代表的です。この疾患は遅刻、欠勤の原因になるだけでなく、全身の倦怠感や立ちくらみ、うつ症状を生じることが多いこともわかっています。体内時計を整える治療によって改善します。

「概日リズム睡眠障害」は睡眠の時間帯がずれ、社会生活に支障が

夜中になっても眠れない、朝早く起きられないというのは、単なる怠けではなくて、「概日リズム睡眠障害」の疑いがあります。

《睡眠時間帯がずれてしまうのが概日リズム睡眠障害》
睡眠時間帯のパターン
【正常睡眠】…
毎日だいたい同じ時刻に目覚め、同じ時刻に眠くなる。
【睡眠・覚醒相後退障害】…
明け方近くまで眠れず、昼近くや昼過ぎにならないと起きられない。
【非24時間睡眠・覚醒リズム障害】…
眠る時刻と目覚める時刻が毎日少しずつ後ろへずれてしまう。
【睡眠・覚醒相前進障害】…
夕方ごろから眠くなり、深夜〜早朝に目覚めてしまう。
【不規則睡眠・覚醒リズム障害】…
睡眠と覚醒の時間帯が不規則になり、昼夜を問わず途切れ途切れに眠る。

生活習慣が原因で起こりやすい「概日リズム睡眠障害」。
本人の治療意欲と生活習慣を変える努力が極めて重要です。


ササッとわかる「睡眠障害解消法」参照
著 作: 井上 雄一
発行所: 株式会社講談社


概日リズム睡眠障害とは

高照度光療法の施行風景

高照度光療法の施行風景

睡眠-覚醒の時間帯が、社会生活(学校や会社等)上望ましい時間帯からずれてしまうもの。極端に夜寝る時間が遅く、 朝寝坊になる睡眠相後退症候群が代表的です。この疾患は遅刻、欠勤の原因になるだけでなく、全身の倦怠感や立ちくらみを生じることが多いこともわかっています。体内時計を整える治療を行う必要があります。カウンセリングによる生活習慣の是正、高照度光療法、薬物療法などによって、生体時計を調整することで、 望ましい時間帯に眠れるようになります。

概日リズム睡眠障害に対するカウンセリングについては、『詳しくはこちら』ボタンよりお進み下さい。