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睡眠障害について


REM睡眠行動障害

REM睡眠行動障害

寝ぼけや寝言、寝ている間に歩行したり物を食べる、繰り返し起こる夜驚、夢の中での異常行動などがあります。検査によりメカニズムを充分検討した上で治療法を選択します。

「レム睡眠行動障害」は神経疾患に発展しないかチェックが必要
若年型の寝ぼけが睡眠前半のノンレム睡眠時に現れることが多いのに対して、睡眠後半のレム睡眠時に起こりやすいのがレム睡眠行動障害。高齢者に多い病気です。

《夢の中と同じ行動をするのがレム睡眠行動障害》
夢の中で怪獣と闘っているのか、布団の中で大暴れ。
そのせいで、隣で寝ている人に暴力をふるうことも。
症状の後に目覚めれば、すぐにふつうの状態に戻り、悪夢を思い出します。


ササッとわかる「睡眠障害解消法」参照
著 作: 井上 雄一
発行所: 株式会社講談社


レム睡眠行動障害とは

レム睡眠行動障害とは

一般的に、夢をみる睡眠であるレム睡眠時には、 筋肉が弛緩して動かなくなるのが特徴的です。

ところが、レム睡眠行動障害では、レム睡眠時に体が動くようになってしまいます。 このため、不快感や恐怖感を伴う夢の中で大声を上げ、起き上がったり、 手足を激しく動かしたりすることがあります。
体を揺すったり大きな声で呼びかけたりすると目が覚め、 この際に夢をみていたことに気付かれます。 この病気は比較的高齢の男性に多いことが分かっています。 レム睡眠行動障害は、ほとんどの方が薬物治療で症状が改善されることがわかっています。お困りの方は是非ご来院下さい。



睡眠中の寝ぼけ、食行動などの異常行動

レム睡眠行動障害を除くと、睡眠中の異常行動の多くは、夜間前半の夢をみていない深い睡眠の時に起こります。その内容は、寝言や夜驚、歩く、物を食べるなど様々ですが、原因を丁寧に調べて、それぞれに応じた治療をすれば、ほとんどが改善します。