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睡眠障害について


小児睡眠障害

小児睡眠障害

子供のいびき・睡眠時無呼吸、日中の眠気、むずむず脚症候群など (当クリニックでは小学生以上を対象に診療しております)。生活習慣指導など、薬物に頼らない治療が主体になりますが、成人と同様の治療法を用いることもあります。

「若年型の寝ぼけ」は、睡眠前半の深い眠りのときに起こる
子どもに多い「寝ぼけ」。ボーッと起きだしてくるもの、大声で叫ぶもの、歩き回るものなど、症状はさまざまです。

《叫ぶ、歩く、食べる……若年型のねぼけの症状はさまざま》
【夜驚】…大声で泣いたり叫んだりする
【夢中遊行】…室内を歩き回ったり、放尿したり、ときには外に出ることもある
【睡眠関連 摂食障害】…夜間前半に寝ぼけた状態で、物(炭水化物が多い)を食べる。自分で調理して食べることもある。


小児睡眠障害

ねぼけているときは無理に起こさず
「安全を確認しながら見守る」
子どもの寝ぼけは小学生ぐらいになったら大半が自然に治ります。行動が激しい場合や、夢中遊行が成人になっても生じるような場合は受診しましょう。

《子どもの寝ぼけは、無理に起こさず、見守る》
原因としては、深い睡眠状態から急速に覚醒するため、十分に目覚めないこと、夢の構造が部分的にノンレム睡眠時に残っていることなどが考えられます。無理に起こすとパニックになることがあるので、けがをしないように見守りましょう。

「異常行動が激しい場合」「成人になっても生じる場合」→受診


ササッとわかる「睡眠障害解消法」参照
著 作: 井上 雄一
発行所: 株式会社講談社